どーも半沢くんです。
前回のニシノコンサル👇
http://change-job.site/2018/10/27/post-670/
今回のニシノコンサルはFリーグ(日本フットサルリーグ)全体を盛り上げ、スポーツ観戦の集客数をアップしたいという悩みに対してのコンサルやったんや。
特に今回は『集客につながるSNSの使い方』や、『SNSで絶対やってはいけないこと』について西野さんたちが話しててめちゃめちゃためになる回やったで!
3分で読めるようにまとめてみたし見てな!
番組側がまとめた議事録👇
今回のクライアント
立川・府中アスレティックFC所属・皆本晃選手&マネージャー権東さん⚽️★相談内容★
『Fリーグ(日本フットサルリーグ)全体を盛り上げ、スポーツ観戦の集客数をUPさせたい!』
キンコン西野・SHOWROOM前田のアイデアを、アシスタント松本がまとめた議事録はこちら🔽 pic.twitter.com/4gg8UW6Nev— 株式会社ニシノコンサル【公式】 (@nishino_consul) 2018年11月3日
相談者:立川・府中アスレティックFC所属・皆本晃選手(フットサル選手)&マネージャー権東さん
相談内容
Fリーグ(日本フットサルリーグ)全体を盛り上げ、スポーツ観戦の集客数をアップしたい
相談者
Fリーグの観客者数は年々減少傾向 にある※下図参照。
このグラフは年間通してのFリーグの総動員数で、2015年まではチーム数が12チームへと増えたため単純に試合数が増えているため総動員数では増えているように見えるが、1試合あたりの平均動員数は低下する一方。
少ないときだと2000人のキャパがある会場に対して257人しか観客がいないという日もあった。
そもそもフットサルのコートの数も2002年のワールドカップをピークとして数が減ってきているため競技人口が減っているように感じている。そのような状況の中、どうすれば集客できるのか?
西野さん・前田さん
まずフットサルを見に行こうという発想自体がない。
フットサルはやるものと思っているし、Fリーグ(プロの試合がある)というものがあるのも全く知らなかった。
僕の感覚でいうと「フットサルを見に行く」≒「カラオケを見に行こう」みたいな感じ。
フットサル選手の収入はなんなのか、集客のため今までどのような努力をしてきたか教えてほしい。
相談者・マネージャー
フットサル選手の収入はチケット代とスポンサー。チケット代は 2000~3000円程度。
スポンサー営業をしているがホームでの試合が11試合でアベレージ集客は1500人程度のため年間2万人ぐらいになるが来客層の重なりがあるので実質3000人ぐらいしか広告を見ていないことになるためスポンサー営業がしにくい。
集客を増やすために、子供たちを無料招待にしている。そうすると家族連れで来るため、人は大勢来るのだが、無料で集客しているため収益は少ない。さらに最近は無料招待をしても来客が減ってきているため、その効果は下がってきている。
ホームアリーナ(アリーナ立川)があってそのキャパが2000人程度。平均800人ぐらいの集客から2000人の満席にしていきたい。
またメディアの露出でいうとabemaTV で週一回の試合放送もある。
(マネージャーが考える集客法)としてハンドボールの宮崎選手のようなスターを生むのが早いと思っており、相談者(皆本選手)をスター選手にするよう露出機会を増やすため、ラジオなどのメディア営業や講演会などに出演するなど努力しているのだが・・・
前田さん
スターにするのはかなり難易度が高い。メジャースポーツのところにスターが多くなるのは単純にメディアへの露出が多いから。フットサルはマイナースポーツのため露出が低い。
西野さん
自分も芸人として多くの劇場に立っているからよくわかるけども、吉本の場合グランド花月ぐらいしか席が埋まっていない。 他の劇場ではスターがいないから集まらなかったということでもなく、実際、ブラマヨさんやチュートリアルさんが出演していた回でも満席になるほど集客できていなかった。
スターになる=集客数が上がるは違う。 認知度を上げてもそれに集客数は比例しない。

それよりも有料でも行きたいというお金を払ってくれるお客さんを捕まえることのほうが重要。
認知タレントはテレビが無料だから見るが、もし今後テレビが有料放送になってきた場合認知タレントのほとんどがテレビに出られない状態になってしまう。
西野さんは革命のファンファーレでも同様のことを言っていてそれを引用すると
お金を払ってくれる人を「ファン」とするなら、
人気タレントにはファンがいるが、
認知タレントにはファンがいない。
信用がないからだ。
『好感度』と『信用』、『認知』と『人気』は、それぞれまったく別物だ。
西野さん②
また劇場で常に埋まっているところは例えば歌舞伎座 やなんばグランド花月 があげられる。
その共通点を考えるとは「お客さんの一日がコーディネートできている劇場 」ということが分かった。
例えば、なんばグランド花月の場合 朝は「たこやき」→昼「ユニバ」→夕方「なんばグランド花月」→夜「お好み焼き 」というようなコーディネートができている。
自分自身(西野さん)も美術館の建設計画を立てているがキッズパーク のようなものになっている。
そうなるとターゲット層は自然と子供とお母さん になる。ただそれではお父さんが行く理由がないため、
美術館の近くにパターゴルフ場を隣接した 。そうすることにより家族でそこに行ける理由を作れるため説得しやすい。
フットサル単体で考えるのではなく他のイベントや施設などと一緒に丸一日コーディネートをすればいいのではないか 。
相談者・マネージャー
アリーナ立川は駅前で、周辺にはららぽーと、バーベキュー場がある。 同じ会社が運営してるため、その3施設で 一日コーディネートをしたらどうか。
西野さんたち
それは最高。すぐにそうするべき。
番組側で他のスポーツ団体がどのように集客しているか紹介
・3×3(3対3のバスケットボール競技)
照明を使った派手な演出やDJなどを招いて会場を盛り上げることで、SNSで拡散され来場者が大幅に増加した。
・ 新日本プロレス
どこでも動画サービスを実施、海外のファンを獲得できた。選手とお客さんの距離が近い。
またSNSにも力を入れており団体からフォロワーが多い選手には特別報酬がもらえる特典もあるため選手側にもメリットがあり好循環が生まれ過去最高の来客数になった。
西野さん・前田さん
サーカス!のイベントをしたときに 広告費を全部カットして、全て美術セットにお金を回した。
それによりお客さんが「こんなすごいところに俺来ているんだぜ」と勝手にSNSなどで拡散してくれた。
今のお客さんは自慢したい。自慢したくなるような作りこんだ会場(照明にお金をかける)のはどうか。
SNSが拡散するのは「イケてる日常」か「自虐」の2択しかない。
ここで相談者が普段どのようにSNSを活用しているか聞かれるが、twitterは2ヵ月に一回ぐらいしか更新していないこと、告知ばかりしていることを確認する。更新しないのはなにを書けばいいのかわからないためとのこと。またどのSNS( Twitter、インスタ、Facebook)を使えばいいのか。
前田さん
更新がないSNSアカウントは存在していないのと同じ。 つまり死んでいる。
フォローしていも普段見るのはタイムライン上であるためまったく見られていないことになる。
また告知のみのアカウントも存在していないのと同じ。いかにも告知のツイートはだれも見ない。
熱量の差で売れ行きが変わる。「 宣伝してます」ではだめ。
Twitterとインスタ、Facebookは実際やって体感しないとだめ。 三つとも利用者層がまったく異なる。
西野さん①
自分は毎日1万字程度の文章を書いているがとりあえず書き出すことが重要。
徐々に慣れてくれば、着地が分からず書きはじめてもいかにも良い文章(それっぽく見せる力)が身についてくる。 文章も会話のように始めてみたらいいのでは。
またもう毎日ネタを上げると言い切ってからやればやらざるえなくなる。
箱をつくると埋めるしかない。
SNSは改善するだけでかなりの集客を見込めるのでは?
西野さん②
お客さんがお客さんを呼ぶようになってきているため、お客さん同士の繋がりが分かるようにすることが大事。参加する人を可視化できる。
またお客さんが繋がればお客さん同士が盛り上がりその試合も活気に満ち溢れたものになる。具体例として、フェイスブックでコミュニティを作って集まれるスペースをつくればいいのではないか。
さらに選手もそのコミュニティに参加すれば尚良い。
前田さん
お客さんどうしが繋がればボッチ(1人)参加もしやすくなるはずなのですぐコミュニティは作るべき。
客席にスターを作ればいい。(※前回の記事参照してください)
またshowroomでもフットサル部があり、ベンチャー企業では流行っていると思う。
ベンチャー企業代表対抗試合や芸能人代表対抗試合などほかのところと結び付ければすぐ集客できそう。
やっぱりフットサルは見るのではなく参加させてしまうほうがはやいのでは。
まとめ
まとめると今回の西野コンサルでの集客のポイントは
- フットサル単体ではなく一日をコーディネートしてお客さんに提示する
- お客さんがSNSで自慢したくなるような会場設計にする。
- SNSでは告知は控え、とにかく毎日更新してみる。
- お客さん側がフットサルに参加するような仕掛けを作る。
の4ポイントになるで。
来週もまとめるし、要チェックやで。
ほなまた!
前々回のニシノコンサル
http://change-job.site/2018/10/20/post-562/