どーも半沢くんやで。
前回のニシノコンサル

今回の相談者はプロの社交ダンサー。
さらに今回はブレーンとしてオリラジのあっちゃんが参加したで!

幸福洗脳というオリジナルブランドでアパレルを販売したり、RADIOFISHとしてアーティスト活動するなどお笑いの枠を超えた活動をしてるんやで。また西野さんのようにオンラインサロンなどを始めたりもしてるで!
あっちゃん自身テレビの企画で社交ダンスの競技会にも出たことがあるとのこと!
「幸福洗脳 乃木坂東京」
東京都港区南青山1-16-1 トライアングルビル1F#幸福洗脳 pic.twitter.com/zkTbTlv0ai— 幸福洗脳 (@happy_brainwash) 2019年1月15日
ちなみにこの幸福洗脳。宗教観漂うロゴ、頭がイカレたように思えるけふどこれもちゃんとした戦略なんや。
オリラジのあっちゃん曰く
始めはsupremeみたいなオシャレな感じのブランドにしようと思ったみたいないやねんけど、街に似たようなデザインが溢れていたらしいねん。
自分がお笑い番組で漫才でもコントでもないただのライブ(パーフェクトヒューマン)をして脚光を浴びたようにあえて世間の流行の逆をつくようなファッションがあってもいいのではないかということで『逆supreme』を目指して作った。
というエピソードトークが聞けて面白かったわ!
Contents
どうすれば社交ダンス競技会の集客数を増やせるか?
相談者:プロ社交ダンスの小野さん夫妻
ブレーン:キンコン西野さん、オリラジあっちゃん

社交ダンスの現状と課題について

- 実は日本の社交ダンスの競技人口数は世界で一番。
- 場所は武道館やホテルの会場、区民館などでも行っている。
- 競技会は一次予選からお客さんの入場ができるが入場客が少なくガラガラの状態。
- チケットの販売方法は基本的に手売り(自分の教室の生徒へ販売)
- 競技会のチケット代は5,000円~20,000円。
社交ダンスの種類

社交ダンスの種類は大きくわけて2種類あり年間で10試合程度。
プロダンサーの収入はダンス教室の先生としての月謝+競技会での賞金
お客さんの多くはリピーターで新規のお客さんは少なく競技会の売り上げも減少傾向にあるため、ダンサー仲間とこのままダンスだけでは生きていけないという危機感を持っているとのこと。
課題点
- 社交ダンスの認知度が低い
- 新規顧客開拓
オリラジあっちゃん
全メンバーで手売りをしたら結構良かった。
まずRADIOFISHがライブしていることすら知らない人が多かったので手売りをすることで知ってもらえ、新規のお客さんが増えた。
ファンの人でもライブに行くという発想がなかったという人もいたので、手売りは潜在的な顧客に訴求できるのでいい。
西野さん
社交ダンスに興味がない人への営業ができていないことが問題。自分の生徒だけではなく外に向けた販売(手売り)が必要。
ワンマントークライブを開催するにあたりどぶ板営業でチケットを2,000枚の手売りをした。最初は大変だったけど、こちらからそんなに手売りしなくても集客できるようになった。
ライブにいく理由は大きく2つ
- 純粋にライブを楽しむ。
- 出演者を支援する。
この②が大事で、応援してもらえるよう泥臭くコツコツとがんばらないといけない。

オリラジあっちゃん
社交ダンスの競技会ってどんなことをしているか知らない人がほとんど。人は分からないものには行かない。スマートフォンに社交ダンスのプロモーションの動画を入れておき、それでどんな感じか知ってもらうのはどうか。内容が端的に理解できるのでいいのでは?
社交ダンスの魅力
社交ダンス経験者であるオリラジのあっちゃん曰く、
社交ダンスの魅力は
- 男女がペアになること(密着感がすごい)
- 女性はプリンセスの世界に入れる。(男性は女性を引き立てる役で、男がリードするのに黒子であるため)
その一方で弱点として外(お客さん)よりも自分自身が楽しんでしまっている。
女性はディズニーのような世界観を味わえるのに社交ダンスという名前が固すぎてよくないし、あと競技会っていう名前が体育会系すぎて敬遠されてしまうのではないか?
競技を観に来た側も楽しめる演出や世界観を作ることが大事。

西野さん
社交ダンスの競技会とは別にエンタメ性の高いダンスイベントを作ってそっちを盛り上げていったほうが話がはやい。競技会だとお客さんを無視しすぎているのでは。
と意見が出るも現時点で競技会の運営側からのOKが貰うのは難しいと判断。
オリラジあっちゃんから今あるフォーマットで圧倒的にチケットを売ってしまって影響力をつけてしまう。
一回実績を出してしまえば運営側も2人の意見を聞かざるえないのではとアドバイスがあり、ここからチケット販売数を増やすための方法についてコンサル。
チケット販売数を増やすには?
西野さん
泥臭いけど飲み会(交流会)をやってとにかくお客さんとの接点を増やすのはどうか。
あっちゃん
チケット販売って選挙に非常に近いと感じた。ライブチケットは一人一枚に販売するので選挙に似ている。
そこで考えたのは選挙って政治家一人ではなく後援会がついていることが多いと気付いた。
熱心なファンに協力してもらいチケットの手売りを手伝ってもらい、データを取った。チケット枚数を多く売る人からどうやって売ったのかを共有することで営業力のあるチームができる。

小野さんには生徒さんがすでにいるのでグループ化してチームでチケットを売ればいいのでは?
西野さん
チームでチケットを売るのはいいけども生徒さんが先生を応援する理由が大事。
自分たちを応援したらどんなビジョンが見れるのかが分からないと応援や協力がしづらい。
応援する➡影響力を持つ➡こんな凄いビジョンを一緒に見れる。みたいな感じで。

僕の場合はディズニーを倒すというビジョンがある。
あと色々なエンタメやモノが溢れており均質化しているため、自分自身をブランド化させることが重要。

西野さん②
あと、技術ばかりに走っていくとどうしても廃れていってしまう。競技を競う中でコミュニティに力をいれると間違いなく周囲から叩かれるので覚悟が必要。
コミュニティを作る時間を作らないといけないのが大変。競技に向き合う時間を減らしてでもやらないといけない。全員がプレーヤーではだめで競技を組織する人がいないのが問題。
そして、最初はなかなか成果がでないのでそこを耐えるのが大変。どっかのタイミングでコスパ悪いなと思ったところから一気に盛り上がるところがくる。K点を超えるところまで頑張るのが大事!
相手と信頼関係を作るには?
オリラジあっちゃん
交流を増やしていくことが重要。人のコミュニティを借りるのはどうか。例えばニシノさんのオンラインサロンでダンス部を利用して接点を増やす。
例として芸人である天津の向井さんはアニメ部の部長をやっており、向井さんのイベントにはたくさんの部員が参加するとのこと。普段から交流しているとイベントに行きやすくなる。
飛び込み営業に近い感じでいくのがいい。ほとんどの会社で営業部署があるのがその証拠。
トップセールスマンっていきなり商品を売るのではなく、まず自分を売り込む。仲良くなって、お客さん側から買ってあげるよと言わせるぐらいの関係性を作る。

西野さん
天才万博のチケット販売でホームレスの小谷に2通りのやり方でどっちが売れるか実験してみた。
A:年間通してチケットを売った。
B:10ヵ月でとにかく人に会いまくって、最後の2ヵ月でチケットを売った。
Bのほうが圧倒的にチケットが売れた。
僕自身も最初はギブ&テイクだった。クラウドファンディングしているときに確信したんだけど最初にギブしまくったほうが最終的に大きなテイクが返ってくる。人を勝たせたもん勝ち。

ギブした後すぐテイクだと小さいし、そのテイクのためのギブなんでしょと感づいき冷めてしまう。
ブログを毎日更新している。ブログには広告をつけずただただギブをしているのみ。
オリラジあっちゃん
ツイッターを頑張っているのであればブログを頑張ったほうがいい。ブログの方が熱量があるし自分たちの想いを伝えやすい。今こそブログがいいと僕は思います。

まとめ
- コミュニティで信頼関係を十分に作ってからチケットを販売する。
- とにかくギブしまくる。
- ブログを毎日更新する。
今回もかなりためになる内容でめちゃめちゃ面白かったで。
今後もニシノコンサルの内容をまとめていくし、ぜひフォローしてな!
ほなまた!!
前々回のニシノコンサル
