どーも半沢くんです。
前回のニシノコンサルでは、
初めて、西野さん自身が相談者となり、
「オンラインサロンの入会者を5万人にするためには、どうしたらいいか」ということを
ウェブページなどの改善を行うKAIZENPLATFORM社の須藤さんに相談されたんですが、
その手法が実際の利用者の行動データに基づいた改善手法であり、かつ過去3万件の改善実績を活かしたものであったことから試す前から
西野さんが「すごい!!」「ほんとすごい!」と連発されたいわば神回といわれるコンサル内容でした。
現在はAbemaTVの有料会員しか見れないので、その概要を知りたい方は下のリンクからご覧になってくださいね!

さて今回この記事では、
前回の改善を行い、どのような結果になったか、そして、その原因と考察についてKAIZENPLATFORM社の代表である須藤さんが解説されていたので、それについて述べていきます。
Contents
ウェブ改善でCVRが大幅に上昇!令和時代は動画挿入が必須!

前回、KAIZENPLATFORM社さんがオンラインサロン入会ページを既存のものを含むデザイン案を4つ用意し、ランダムにページを訪れた人に表示されるようにされました。
その4つの内訳は
- 従来と全く同じデザイン
- 入会ページの上に動画レイヤーを載せたもの(その1)
- 入会ページの上に動画レイヤーを載せたもの(その2)
- ダークモードにして入会特典をタップしてから開く形式にしたもの
そうしたところ、西野さんが一番良いと言っていた、②のデザインがなんと元のデザインのCVRよりも8.2%その数値が上昇していたらしいんです!
CVR・・・コンバージョン率は、ウェブサイトを訪れたユーザーのうち、コンバージョン(サイトでの成果)に至ったのがどのくらいの割合かを示す指標。たとえば、インターネット広告ならクリック数が100回で、そのうちコンバージョン数が1件であれば、コンバージョン率は1%となる。
動画を挿入するだけで、こんなにもCVRが向上するとは、思わなかったので、これは驚きの数字!!
下図は全パターンを含んだCVRの推移になります。

簡潔にいえば、今回のウェブ改善を行ったことで、
実験前:ウェブに100人訪問→4.2人が入会
実験後:ウェブに100人訪問→6.0人が入会
したとのことです。
いやー、動画の力ってすごい・・・。
デザイン毎に見るCVR推移からの考察

上記の図は、4パターンのデザイン案のCVRの推移になります。
こうやって見ると、いくつか傾向が見て取れるかと思いますが、その傾向についての因果関係を須藤さんが鋭く考察されていたので、ご紹介します。
1月1日から全パターンでCVRが激増している
上図を見ていただくと全パターンで1月1日からCVRが激増し、その後2週間ぐらいでその推移が落ち着いていることが分かると思います。
須藤さんの予想では、年始は何か新しいことをやりたい人が多く、やる気になっている人がたくさんいるため、急激に増加したのではないか。
と考察されています。
ブームを過ぎたところから実力差がでる
そして急増した際はデザイン差でそれほどCVRは変わりませんが、その後年始から2週間経った頃からデザインによって大きな差が出ていることが分かると思います。
このことから須藤さんは
「ブームの後が実力差がでることが分かる。冷静になったときに実力がでる。」
と考察されています。
オンラインサロンの売上が5年で4.5億円増収!?
その後、このまま年間8%ずつCVRがあがったらどうなるかという仮説もたてられていましたのでご紹介します。
1年間この推移のままでいけば、
大体1日10人ぐらい増えて年間約3,000人ぐらい増加します。
西野さんのオンラインサロンの月額金は1,000円のため
売り上げに換算すると3,000人×1,000円=月収300万円増加
これは単月の収入であるため累積していくと年間2,000万円売上増という計算になります!

そして5年間で累積すると4.5憶円という大きな増収という結果になるんです!
複利の効果って大きいですよね。
番組では紹介されていませんでしたが、複利の計算をする際に知っておきたい「72の法則についてご紹介しますね!
「72の法則」
資産を倍にするために必要な年数を計算するために、72を予定運用利回りで割るだけである。それだけで資産を倍にするために必要な年数がでてくる。計算式で表すと以下のようになる。
【72の法則】
「72÷金利≒お金が2倍になる期間 (年) 」※近似値
たとえば、
1%で運用:72÷1=72 約72年必要
2%で運用:72÷2=36 約36年必要
3%で運用:72÷3=24 約24年必要
4%で運用:72÷4=18 約18年必要
5%で運用:72÷5≒14 約14年必要
これが資産運用ならいいですが、逆も然りで、気軽にカードローンやリボ払いする際には要注意です。複利で計算するとたった数%で大きな差が生まれるということは絶対意識したほうがいいことが分かると思います。
改善後の学びをまとめ

今回の学びは以下の4つ
- オンラインサロンは新時代の自己投資
- ブームの時は、ほとんど差がでない
- ブームが終わったときは、冷静に検討されるようになる
- 複利は偉大
さらに、細かいデザインや色なども実験し続けていくことで今よりもさらに良いCVRも可能になるので、まだまだ伸びる!
今後はどうしていくのか!?

今回は①アクイジションを改善しましたが、今後は、②のエンゲージメントと③のチャーンを改善していくことでさらにオンラインサロンの利用率の向上を目指せるとのこと。
また解約率を下げるためのテクニックとしては、
①「利用者が知っていない魅力を届ける」ということ。
自分が携帯電話を解約するときにどんな風に止められたか。
ということを思い返してみるとよくて、
使えるポイントがまだあったり、こんな特典があるよと提示されると、まだ全部使い倒せてないと思い、もう少しだけ使ってみるかと思いとどまった経験はないやろうか?
もう一つテクニックをあげると、
②最初に入ったときに楽しい経験をさせること
パチンコで最初良い思いした人は辞めづらくなるように、オンラインサロンでも同じことが言えるそうです。
例えば新しく入った人に対して西野さんがいいねをしたり、同期を作ってあげることで、満足して、解約する人が減るので会員数はずっと増え続けるだろうとのことです。
改善のコツは成功した先行者のマネにあり
上記のテクニックは実は日常に紛れているのですが、言われて初めて気づくことも多いと思います。なにか改善したいのであれば成功している先行者のマネをし試してみるのが一番近道となりそうです。
ブロガーやアフィリエイターであれば動画挿入は是非導入したいところですね!
ほなまた!