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ニシノコンサル マイナスイメージを覆すには?(ホスト編)

どーも半沢くんやで。

前回のニシノコンサル

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今回のニシノコンサルの相談者はなんと『歌舞伎町№1ホスト』

経営者でもあり、プレーヤーでもある『一条ヒカル』さんやったで。

正直地方住みのわいは住む世界が違うだけにホストに対するイメージがすこぶる悪い。

今回の相談テーマも世間が抱いている『ホスト≒悪』の業界のイメージを変えてホストを憧れの職業にするというかなり大きなテーマやったで。

どうやってこの難題なテーマに切り込みコンサルしていったのかその要点をまとめたで!

ホストを憧れの職業にするには?

相談者:
・ホストクラブ経営者 一条ヒカルさん

相談相手:

・キンコン西野さん

・石川涼さん
ファッションブランド”VANQUISH”の創設者
2014年に立ち上げた ” #FR2″は海外中心に人気、”Smoking kills”のメッセージなどがインスタで話題

年間売上は、1億5千万円以上!カリスマホスト

一条ヒカルさんは歌舞伎町のNo.1ホストで、年間売上がなんと1億5千万円以上。

ホストをやりながら、ホストクラブを3店舗経営する経営者でもあるとのこと。

『ホスト≒悪』という世間の偏見

ホストというだけで”偏見”を持たれることがあり、生活に支障をきたすこともあるとのこと。

マンションの契約もホストということがバレたら規約違反と強制的に追い出され、クレジットカードの審査にも通りづらいとのこと。

親や家族に”ホスト”をやっていると言いづらいという部分もあり、お店のホストの多くは親には内緒で入り、一条さん自身もそうだったとか。

今では親や親戚もナンバー1という結果を出して、『ホストの仕事を誤解していた』と考えを改めたとのこと。

ホスト業界のイメージが悪い4大原因とは?

  1. 酒グセ問題 → 酒グセが悪いホストには、お酒を一切飲ませない教育をしている
  2. 色恋問題 → お金を貢がせているとか、結婚詐欺のイメージがある。アイドルと同じようにしていても、ホストだとイメージが悪い。でも実際には色恋は無いとか。
  3. お金問題 → お客さんが払えなかったお金はホストが払うシステム。 支払い金額に一定の上限を設けている。
  4. チャラい問題 → チャラいホストは売れなくなっている。

あくまで、一条ヒカルさんの店舗でこれらの問題は起きないように教育と管理をしているわけで、他の経営者が同じようなことができているとは限らんわけやな。

たしかに一条さんに対してはクリーンなイメージを持てるけど、他のホストがこれを徹底できているようには思えへんし

これだけ聞いてもまだどこかで『ホスト≒悪』のイメージはあるよな~。

ちなみに一条さんは、ホストを始めて10年間、プライベートで家に女の人を入れたことが無く、外でご飯を食べるときでさえ『お客さん』としかいったことがないとか。

これには、西野さんも石川さんも

『ほんとに凄すぎる!!』と感心しきりっぱなしやったで。

お金を使わせ過ぎないコントロールが重要

③のお金問題にもかかわってくるんやけど

お客さんが継続して通ってもらうにはお金の使わせすぎをなくさんとあかん。

そのためお客さんを辞めてもらわないようなケアが重要になる。

巨額を使っていただけるというのは一見良いことに思えるけど、そうならないように支払いの上限コントロールを設けるとか、実際にお客さんに会いに行くとか、そういうケアが重要になるとのことらしいで。

ホストクラブは巨額のお金を貢がせているイメージがあるけど、一条さんのお店ではそうならないに気をつけているとのこと。このやり方や方針は、お店によって違うかもしれんな。

ホストクラブがクリーンになってきた理由

ホストクラブは以前よりクリーンになってきていて、2つ理由があるとのことでした。

  1. 2004年に歌舞伎町浄化作戦 →深夜営業ができなくなった。深夜1時までの営業になった(営業時間は、平均4-5時間)
  2. SNSの普及 →悪事をすればネットでさらされるようになったので、悪事がなくなってきた。

ホストクラブのイメージ払拭作戦

いくつかホストクラブの悪いイメージを払拭する作戦を実行されているとのことで、そのなかで2つの活動が紹介されてたで。

1. 「ホスト × アイドル = ホスドル」

これには「ホスト」という言葉で、偏見を持ってしまうから、「ホスト」を入れないくらいが良いかも、という話がでたで。

2. ハロウィンの”ゴミ拾い”

ハロウィンの翌朝に、渋谷でゴミ拾い活動をして、SNSで結構反響があったとか。

ただこの全員白い衣装で一斉に清掃活動するのは威圧感があって逆にもっと近づきにくいイメージを持たれるのではということを西野さんが言ってたで。

またさらに

ホストが清掃活動しているところをあきらかに宣伝目的でSNSで上げたら好感度が上がって反響を貰えるという戦略が見え見え過ぎてしまい世間から冷められた目でみてしまう可能性があるのでは」という指摘もあったで。

そこで、西野さんと石川さんは

白い服が全く汚れていないこと、メイクをバッチリした状態でやるのではなく、これを作業着でやるとか、メイクをさせず頭ボサボサの状態でやったほうがいい。あと全員が衣装を合わせてホストが清掃活動をしているとするよりも後々あの清掃活動していた人、実はホストだったというようなほうがいいと思うとのこと。

そもそも、”ホスト”のイメージを変える必要があるか?

「ホストクラブ=ちょっと悪いこと」というのが、いまの集客に繋がっているので、このイメージを変えてしまうと、逆に今来ている人が来なくなるのでは?という話になったで。

ホストクラブをカフェみたいな内装にする、というアイデアも出たけど、「ホストクラブ=ギラギラ感」で差別化している所もあるので、イメージをどこまで変えるのかは難しいとの判断。

ギラギラしていない、もっとカジュアルなホストクラブも作って、ホストクラブの中で差別化してみて、別の客層(例えば、普段代官山に行っているような層)を取り込めるか?を試してみてはどうかという意見もあったで。

「圧倒的な結果」を出すことが重要

西野さんにはひな壇芸人をやらずに、散々叩かれていた時代があったけど、いま風向きが変わって、西野さんのスタイルが評価されるようになってきたとのこと。

「皆で一緒にエンタメを作っていこう」というスタイルをとにかくやり続けていた、そしてお金を稼げるようになって、「圧倒的な結果」が出てきたら、急に風向きが変わったことを感じたそうなんや。

このスタイルが「圧倒的な結果」を出せる、つまり「稼げる」ということが分かると、急に同業者がこのスタイルを真似するようになる。

なので、一条さんも「1億」と言わず、「10億」くらいの圧倒的な結果が出せると、勝手に周りが真似するようになってくる。それを目指すのがいいのでは?という話になったで。

自分が”ラオウ”になる
今のままで、もっと強くなれ

by西野亮廣

アフタ―トーク(乙武さん義足プロジェクトのその後)

ニシノコンサル 乙武さんプロデュース編どーも半沢くんやで。 前回のニシノコンサル http://change-job.site/2018/12/31/memoma...

以前乙武さんのコンサルをした際(上記記事参照)

西野さんから義足・義手のリハビリ・制作過程をクラウドファンディンにしてはどうかというアドバイスがありそのとおりクラウドファンディングをしたわけなんやけどこれが大成功!

わずか1週間で目標の1,000万円を達成、合計1500名の人が支援したみたいなんや!

乙武さん自身もビデオメッセージで

「クラウドファンディングを始める直前までは金儲けしやがってというアンチが沸いて火に油を注ぐようなことになりそうと危惧していたそうなんやけど実際やってみるとこんなにもたくさんの人が支援してくれたことが励みになったので本当にやって良かった。」

また「owndays田中社長も会ったこともないのにクラウドファンディングに協力してもらい本当に感謝している」とのこと。

ニシノコンサル 日本のメガネ業界のNO.1になるには(OWNDAYS編)どーも半沢くんやで。 前回のニシノコンサルはこちら http://change-job.site/2018/11/17/po...

どんどんニシノコンサルで成功者が出てきているのはやはり西野さんの的確なアドバイスがあるからこそ。

これからもっと面白くなりそうやけど時間がなくて見れないという人は是非わいをフォローしてな。

毎週ニシノコンサルのまとめブログアップしてるで!

ほなまた!

前々回のニシノコンサル

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