どーも半沢くんやで。
今回のニシノコンサルは祖父の時代から続き三代目となる飴屋の長男。
実家の飴屋の売り上げをなんとか上げたい!というのが今回の相談やったで。
飴なんてわざわざ買う機会が減っているからどうやってコンサルするんやろうか?
と思っていたけど、そこはさすがニシノコンサル。
見事なアイデアで「これは間違いなく勝てる!」と思ったで!
そしたら早速今回のニシノコンサルの内容をまとめていくで。
相談者:鵜飼やっこ飴本舗三代目 鵜飼さん
ブレーン:キンコン西野さん、showroom代表前田さん
Contents
1億あった売上が670万円に・・・。その原因は?

売上が低迷した主な理由は2つ
- 時代やニーズの変化
- 後継者(職人の不足)
時代やニーズの変化
創業当初は甘いモノ自体が希少価値のあるものでみんな欲しがったとのことで、当時珍しかった飴は百貨店など全国規模の店舗で取り扱われ多くの人が購入しており最高年商は一億円。
しかし、時代が進むにつれさまざまなスイーツが出てきて甘いもののニーズが多様化。
その結果徐々に取引先が減少し、残りの取引先は菓子店2つのみとなり売上げは670万円になってしまったとのこと。
後継者の不足
鵜飼やっこ飴ではすべて手作りでアメを製造しており、年々その作り手が減少し、今では職人は父のみとなってしまったとのこと。
アメ作りはマニュアル化できないことが多くあり経験が重要になってくるが、熟練するまで非常に長い時間がかかるため職人の成り手が少ないとのこと。
売上を上げるためSNSやHPに力をいれるものの・・・

西野さんたちから売上を回復させるために何をしたか聞かれた相談者。
そのまま黙って売り上げが下がるのを見ていたわけではなく、鵜飼さんもリスクと元手が少なくても始められるネット方面に力を入れはじめるもそう簡単に注文が増えるわけもなく、苦悩する日々。
西野さんたちにはHPは伝統的かつ和テイストでおしゃれでいい感じなんだけどなーと褒めるもそのHPの使い方に問題があるのではないかと指南。
相談者に聞くとHP上でネット購入できるわけではなく、わざわざ鵜飼やっこ飴本舗に直接メールを送らないと購入できない仕組みになっていることが発覚。
BASEとか使えばいいのでは?と前田さんがアドバイスするもそこには大きな問題が・・・。
BASEとは・・・
ネットショップを最短3分、しかも無料で開業できるインスタントECサービスの事。現在45万店舗以上の出店者がいるとのこと。
ネットで売れない原因は単価が低すぎる。。
鵜飼やっこ飴本舗さんではアメ一袋が270円。それを送るのに400円の送料がかかるため
手数料部分だけで赤字に・・・。
少量買いでは赤字となるため最低でも2500粒以上の購入が必要となり個人ではなく事業者向けになってくるとのこと。
また、オーダーメイドの飴なども作ることは可能なのだが、飴をオーダーメイドで作ることができることを発信する媒体がないためなかなか広めることができないとのこと。
アメは非常に優秀なお土産!

ここで前田さんがアメは非常に優秀なお土産なのではないかと実体験を踏まえて説明。
飲食店などでお会計の時にアメが貰えることがあるが、その時飴を選ぼうと悩んでいる時に店員さんとどれにしようかな?等コミュニケーションを取り印象に残っていると発言。
ふとした会話が生まれるのでコミュニケーションツールとして非常に優秀であり、持ち運びもでき、賞味期限も長く、お口直しにもなるので飲食店などに導入してもらえばいいのではないかとアドバイス。
さらに西野さんからお店から出るときに下のような和紙の上に2粒だけ袋に入っているような感じで最後に手渡されたらすごく好印象。多少料理がイマイチでもそれを吹き飛ばせるぐらいの威力があると力説する。

お店に合った和のデザインとアメをセットで売れば化ける!
インバウンドの外国人をターゲットにした飲食店が増加傾向にあるため、和紙に和テイストのデザインされた絵とアメをセットにし、お店独自のデザインも併せてプロデュースするようなパッケージ化ができれば間違いなく受注は増えると二人は力説。
メリット
- 和紙のデザインならアメよりも格段に簡単に変えることができる。
- 店舗向けの場合継続的な取引が見込める
アメをどうデザインするか?
①鵜飼やっこ飴本舗という名前は出さず、その店舗の名前だけで売る。
理由:この飴はこの店オリジナルのものと自慢したいから。
②書体又はイラストで鵜飼やっこ飴らしさを残す。
理由:お店に行ったときにこの飴いいなと思ってもらい、「自分の店舗でも同じデザイン・イラストで導入したい!」と思わせることができるため。
具体例として、西野さん自身がパイン飴をもじってプペル飴を作った際に、このプペルアメという書体がパインアメと全く同じようなテイストにできたので満足度が非常に高かったとのこと。
やっこ飴本舗さんの場合はキャラクターや書体も和の世界を活かしたままにすることで良い写体とデザインでみんながオマージュしたい欲をかき立たせることが重要になってくるとアドバイス。
スナックCANDY オリジナルのアメを導入決定!
スナックキャンディーのオーナーであるホームレスの小谷が収録現場にいたことからそのままスナックキャンディーでオリジナルの飴を製作することが決定!
やっぱりこのスピード感がニシノコンサルの凄いところ!
しかも、スナックキャンディーの名前の伏線も回収できるというオマケつき。
スナックには多くの経営者がたくさん来店するためかなりの宣伝効果になることが期待できるため相談者の鵜飼さんもすごい乗り気!
さらに前田さんからダメ押しのアイデアとして2つ入りにして宣伝用と食べるようにする。

こうすることで、自分以外の誰かにもあげることができるためさらなる広告効果が生まれるとのこと。
クラウドファンディングで予約販売
クラウドファンディングが0円だったことからどうすればよかったのか相談。
あまりにも文面が固すぎたことが問題だったのではとアドバイス。
今回のセット販売をクラウドファンディングでやってしまえばそれで解決できると西野さんはアドバイス。
ニシノコンサル経過報告(フットサル編)
以前ニシノコンサルで相談があったフットサル編のその後について番組で紹介
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フットサル大会では過去ニシノコンサルに出演されたメンバーの方が出店するというコラボ企画が実現。
スラックレールやまんこい、ごまうふふ等たくさんの過去出演メンバーが出店したことで非常ににぎわい大成功したとのこと。
http://change-job.site/2018/10/15/post-531/
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ニシノコンサルという共通点を活かしてシナジー効果を生み出しており、本当にニシノコンサルってすごいなあと感心してしまったわ!
ほな、また!