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3万回改善して分かった!ウェブのエンゲージメントを上げる方法とは?【ニシノコンサル KAIZENPLATFORM編】

皆さん1月23日にabemaTVで放送されたニシノコンサル見ましたか!?

間違いなく今までのニシノコンサル史上最多で

西野さんが

「面白い!!」

「なにこれスゴイ!」

と言っていた回とあって、めちゃくちゃ面白い回でした!


abemaの無料会員は1月30日までしか見られないので、この素晴らしいコンサル内容をできるだけ多くの人に知ってもらえるように番組の要点についてまとめてみました!

面白いだけでなく、そのコンサルの内容がブログやtwitterなどの情報発信をしている人やホームページなどをやっている人であればすごく勉強になる回だったので、是非チェックしてみてください!

このブログで学べるポイント

①どのビジネスにも応用できるツボ

②WebやブログなどのPV、エンゲージメント、CVRの上げ方

キンコン西野が感動!WEBサイトの改善手法について

相談者

「キンコン西野さん」

ブレーン

「KAIZENPLATFORM  代表 須藤憲司さん」

相談内容

「どうやったらオンラインサロンの入会者数を5万人に増やせるのか」

KAIZENPLATFORMってこんな会社

「kaizenplatform」の画像検索結果

西野さんの課題を解決するために、西野さんが招いたのは

「KAIZENPLATFORM社の代表である須藤憲司さん」

KAIZENPLATFORM

西野さんが相談したい相手ということでスゴイ人なんだろうなーと思ったら、その思っていた何倍もスゴイ人だった!

KAIZENPLATFORM社は2017年に設立された会社で行っている事業は主に2つあり、

  1. 企業の業績を向上させるためのwebサイトの改善の企画提案やデザイン作成
  2. ポスターやチラシのデザインを動画化

①については、

企業のウェブページのどこを改善をすれば集客率が上がるのか、また離脱率は下がるのかということを一定期間コンサルティングしたり、WEB集客するための企画提案を行ったりすることで企業が抱えている様々な問題を解決していくというもの。

②については、

ポスターやチラシなどのデザインを動画化することで、広告効果が非常に高まるので、商品画像やバナーを用いることで、安価かつスピード納期ができることを売りにした動画広告ビジネスをしているというもの。

①と②両方に共通しているのが以下2点で

  • わかりやすく・・・コンテンツの動画化
  • 使いやすく・・・使いやすいUI/UX、パーソナライズ機能の実現

「分かりやすく」「使いやすく」することでCVRやLTVなど事業KPI(経営指標)を改善することをKAIZENPLATFORMさんは事業としているんですね。

CVR・・・コンバージョン率は、ウェブサイトを訪れたユーザーのうち、コンバージョン(サイトでの成果)に至ったのがどのくらいの割合かを示す指標。たとえば、インターネット広告ならクリック数が100回で、そのうちコンバージョン数が1件であれば、コンバージョン率は1%となる。

LTV・・・LTV(Life Time Value)は日本語では「顧客生涯価値」と訳し、顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のことを指す。

KAIZENPLATFORM社さんでは

「デジタルでビジネスを変える」を掲げて、既存のメディアではできないことをWebや動画を用いて改善していくということを事業の中心にされていますが、

驚くべきなのはそのサイトの改善実績で

述べ300社、20,000件以上の改善実績があり、その中の企業にはyahoo!!JapanやJAL、楽天証券などの大企業とも取引があるとのこと。

うーんシンプルに凄すぎる!

デザインの投資効果は絶大!高いパフォーマンスを発揮

(参照:デザイン経営宣言 経済産業省)

「そんなデザインをちょっこっと変えただけで大きく売り上げが変わるの?」

と番組を見る前は思っていたけど、侮るなかれ

なんと欧米の調査ではデザインへの投資を行う企業の利益はしていない企業と比較してその4倍の利益が出ていたとのこと。

株価も2倍の成長していることから、デザインの重要性はもう明白!

じゃあどうやって改善するのか?

①タグを入れるだけで改善開始!

ホームページなどのWebページにタグを入れることで、デザインの改善前と後でPV数やコンバージョン率などがどのように変わるかをテストを行い、診断と改善が可能。

またデジタル人材が会社の内外に1万人いるため様々な視点からデザインやユーティリティをアップデートすることができるためより良いサイト構築ができ、ユーザーにとってベストなWeb環境を提供できるとのことらしい。

ポイントはKAIZENPLATFORM側がすべてやってくれるので、企業側は何もしなくてもいいという点。

今回はKAIZENPLATFORMさんが、西野さんのオンラインサロンの入会ページにすでにタグを入れており、もうすでにある程度のデータを取っていたと聞いて

西野さんが「なにそれ!怖い!!」とめちゃくちゃ驚いてましたね(笑)

②コンテンツの動画化

コンテンツの動画化をすることで文章やチラシなどでは訴求できなかった顧客を獲得することができる。今若者を中心にスマホで文章を読まなくなっているので、20、30秒ほどの動画にまとめることでSNS等でも拡散されやすくなる

しかもチラシやバナーだけで動画をつくることも可能であるため、動画一つあたり5万円で作成できるらしい。

これだったらチラシを刷るよりも圧倒的に安く、かつ多くの消費者に届けることができますよね。

全てのビジネスに応用できる!この3段階を理解すればOK!

全てのビジネスはこの3段階にまとめることができます。

  1. アクイジション・・・新規獲得
  2. エンゲージメト・・・マーケティング活動において、顧客の興味や注意を引きつけ、企業と顧客の結びつきを強めること
  3. チャーン・・・解約防止

まず①のアクイジションでは、マーケティングやブランドを構築させてできるだけ多くの新規を獲得をします。

そして②のエンゲージメントでは、新規顧客の方に自社のファンとなってもらい他の商品を買ってもらったり、何度も買って貰うことで利用率を上げていきます。

最後の③のチャーンでは、サービスを利用してもらった後、満足して「はい、終わり」と解約させないように、顧客満足度を常に高く維持していくような仕組みづくりをする必要があるということなんですね。

まとめると「インとアウトをどう整理するか」が重要となってくるそうです。

入会者数を上げるためには3回目までのシナリオが重要

先ほどあげた3段階を理解した上で特に重要なのは、いかにリピート率を上げるかということ。

なぜなら3回目までリピートさせれば、その後4回目、5回目とかなり高い確率で利用し続けてくれる常連客となってくれるから。

この3回まで利用させるためのシナリオが非常に重要になってくるんだとか。

3万回改善して分かったことはその類似性!

KAIZENPLATFORMさんが3万回のサイト修正を行ったことで分かったのは、どの企業でも同じようなことで悩み、その改善手法も似てくるという点。

それらを踏まえ、次からはいよいよ西野さんのオンラインサロンの入会ページを新たなサロンメンバー獲得に最適化させるための具体的な改善に入っていきます。

データに基づいた改善策とは?

なかなか文字や絵だけでは表しづらいのですが、上記の図で表したものが、

KAIZENPLATFORM社さんがタグをいれたことで取得したデータとなります。

一番、左の写真はオンラインサロン入会のトップページなのですが緑色に表示されている箇所があるのが分かると思います。

実はこれ、「緑色の箇所はWebページを訪問した人が触っている指紋」なんです!

これを見ることで、どの部分で興味をもち、クリックしたのかというのが視覚化され改善すべき部分が浮き彫りとなります。

そして真ん中の写真は、その指紋数を集計することで、上から下に画面をスクロールした際にどの部分で何%の人がそのページから離脱したかが分かるようになっています。

右側の写真は見にくいのですが、エンゲージメント数をあらわしたものでサロンの入会ページに何人がアクセスしてどれくらい滞在してるかが分かる図になります。

これらを比較対象データにしてKAIZENPLATFORM社さんが提案した3つの新たなデザインを加えた入会ページを4パターンをランダムに表示されるようにして、4パターンのうちの、どのパターンが一番入会に繋がったのかを“数字”で見ていくことでどのデザインが一番優れているかというのが分かるという仕組みになっています。

KAIZENPLATFORMが提案した新たな3つのデザインは?

①ダークモードにして入会特典をタップしてから開く形式にする。

ダークモードとはiphoneやtwitterなどでも取り入れられているモードで画面全体が黒基調となることで、屋外などで画面が見づらいところでも視認性が高くなり集中して見ることが可能となるとのことです。

また今まで最後まで特典を見ようとするとかなり下までスクロールする必要があったけど、

閉じることで、以前よりスクロールする必要がなくページ全体を見せることができます。

②入会ページの上に、動画のレイヤーを載せる

KAIZENPLATFORM社さんが得意としているコンテンツを動画化するというもの(今回は2パターン用意)。オンラインサロンの上に動画のレイヤーを載せることで、動画を見るだけで自然と入会したい気持ちが湧くそうです。

スクロールする0.2、0.3秒の間が勝負になるので動画は非常に瞬発力があり、エンゲージメントを高める力があるとのことです。

どれくらい改善すればいいのか?

Webページを改善していくなかで分かったこととして平均して1回目の改善で成功する確率は45%とのこと。

3回ぐらいやるとほとんど成功して、10回ぐらい改善するとほとんど成功するらしいんですね。

なので数を重ねてやればやるほど、傾向が分かるし、色んなデジタル人材がいるので様々なアイデアを用いて改善を行うことができるとのこと。

自分もブロガーとしてコンテンツを提供しているけど、この話を聞いて

プロでさえ最低3回改善するのに、自分は「データをとってもないし、リライトもほとんどしてない」とつくづく実感。

やっぱり、伸びるブログを作るにはちゃんと戦略を立てないとダメだね。

オンラインサロンのエンゲージメントをあげるには?

KAIZENPLATFORM代表の須藤さんが西野さんに対して具体的な手法について伝授していた内容もめっちゃ面白かったので、紹介します!

オンラインサロンに入会してすぐが勝負

なぜなら最初が一番オンラインサロン熱が高く、行動量が多く、色んな知識を吸収したいと思っているから。

そこで、例えばオンラインサロンを始めた人に

「自己紹介を最初にさせて、既存会員の人と触れ合う機会を強制的に作ればエンゲージメンとが上がるのではないか」

その理由はKAIZENPLATFORM社では大学の退学率を下げるための改善も行っていて、

その実際退学率が減った仕組みが

「入学式に友達を作らせる」ということ。

5人1組のチームを強制的に作ってもらい友達になってもらうことで、実際改善前後で退学率が10%減ったとことです。

「最初に良い体験すると継続率が大きく変わる」のでココはウェブやtwitterしている人などコンテンツを売りにしている人であれば押さえておきたいポイントですね!

オンラインサロンの今後について

「ニシノ オンラインサロン」の画像検索結果

今回の相談でキンコン西野さんがオンラインサロンの入会ページのデザインを目の前で変えられ、データに基づき実際に改善結果が目の前に出ているところを見て

西野さんが興奮しながら

これはもう「この改善過程そのものをコンテンツにしよう!」と発言

オンラインサロンのメンバーにも意見をもらってどんどん改善していて、それを公開することでサロンメンバーにとっても勉強になるんじゃないかとのこと。

「これは、もうオンラインサロンに加入するしかない」ですよね!

西野亮廣エンタメ研究所

その途中経過については下記リンク先の西野さんのブログで見れますので参考にどうぞ。

すごく熱く語っていますよ(笑)

https://ameblo.jp/nishino-akihiro/page-5.html

良かったら過去のニシノコンサル回もまとめてますので、是非見てみてください!

ニシノコンサル「新世界」を30万部売るにはどーも半沢くんやで。 前回の見逃した人はコチラ👇 http://change-job.site/2018/1...
ニシノコンサル メモの魔力販促会議編どーも半沢くんやで! 前回のニシノコンサルはこちら http://change-job.site/2018/12/17/bl...