住宅ローンの借換はしないほうがいい!
なんてことは他のネットの記事では載っていないと思う。
数年前に1%後半にローンを借りている方であれば「借換をすれば金利が安くなり、ローンの返済額が安くなって毎月の返済が楽になるから借換すべき!」なんてことはネットや週刊誌、また書籍とかにも載っていてご存知の方も多いはず...
でも他の金融機関に給振を変更するのが面倒という方。また会社で給与振込の金融機関が指定されているからそもそも借換できないよ、あきらめるしかないなー。
他にも借換はたしかにローンの総返済額は安くなっても始めの諸費用が結構かかるためなんか納得できないなー。。。。などなど感じているそこのあなた!
そこで元銀行員だからこそ教えることができる「借換することなく」さらに「もっとも総返済額が安くなる」マル秘金利引下げ術をお伝えいたします。
梅まるくん
えー本当に!?借り替えしなくても安くなるなんて聞いたことないけどなー
半沢くん
いえいえ実はあるのです。禁じ手と言っても過言ではありませんよ。フフフ。
あ、申し遅れました。鼻水垂らした赤いキャラクターはお金大好きで節約家のうめまるくんといいます。七三分けのいかにも銀行マンな彼は金融知識だけでなく、業界やマネーの裏情報知識をたくさん知っている半沢くんです。あの半沢〇〇と同様、『倍返しだっ!!』が口癖なようです。ときどきイラっとすることもあるかもしれませんがご愛嬌ってことで許してやってください(笑)。それでは2人に出てきてもらって解説してもらいましょうか!
梅まるくん
そんな私たちのことなんてどうでもいいからそのお得でマル秘な情報を早く教えてよ!はやく教えてくれないと顔真っ赤にして怒るからね。
半沢くん
そんなに焦らないでください。というかそもそも梅さん顔赤いです。さあそれでは本題に入りましょうか。
まず結論から申し上げますと
「今借りている銀行に金利引下げの交渉をする」ということです。
※金利0.1%さげるだけでこんなに返済額が変わる!?
梅まるくん
え。これだけ?でも私まえ銀行に金利引下げてもらうように行ったけどうまいこと話しを逸らされてまったく下がらなかったんだけど??
no name
そうなんです。何も準備せずに行くと返り討ちにあうんですがしっかり備えるとこれが違う答えになるんですよ。フフフ。それではひとつづつ解説いたしましょうか。
『借換せず銀行の金利を引下げる禁術』
その1「他の銀行に行って借換の返済シュミレーションをもらう」
no name
えーーやっぱりほかの銀行で借換するんじゃん。どういうこと??
no name
本当に梅まるくんはせっかちですね。説明いたしましょう。例えば梅まるくんは家電量販店に行くときまずネットで値段やスペックを調べると思います。それで、もしどうしても今日欲しかったらどうしますか?
no name
うーん。。。ネットでこれだけ安くなってるからと金額を店員さんに伝えて少しでも安くしてもらうかなー、関西人なら値切らないとねへへへ。。。あ!なるほど比較対象(ライバル)を作ることで、他の銀行に借換されないよう金利を下げざる得ない状況に持ち込むんだ!!
no name
そうなんです。よくわかりましたね。銀行員は毎日ノルマで追われています。そのノルマの中には期平融資残高というのがあるんです。期平というのは半期(6か月)で平均どれだけ融資残高を積めたかということなんですが、借換されてしまうとその残高を減らしてしまうことになります。なのでそれは避けたいというのは言うまでもないでしょう。銀行は半期締めなので期末である9月、3月が狙い目ということになります。また期末であれば借換されても挽回できるチャンスは少ないですからね。
借換シュミレーションを持ち込む時期は9月か3月がベスト
no name
なるほどねー。銀行員の立場になればたしかにそうなるね。で、期末に借換シュミレーションをもらう時に気をつければいいことってあるの?
no name
はい。あります。まず借りている住宅ローンの返済明細をライバル店に持っていってくのです。そして「前から借換を検討していて色んな金融機関を回っているんですけど、総返済額はいくらくらい安くなりますか」と尋ねてみてください。この時金利ではなく総返済額がどれくらい安くなるかということと他の金融機関にも借換を相談していることを伝えることがミソです。
no name
金利だけじゃなくて総返済額を聞かないといけない理由は借換だと諸費用が何十万とかかるからトータルで考えないといけないっていうのは分かるんだけど別の金融機関にもまわらないといけないの??めんどくさーーー。それって意味あるの?だってホームページに金利が載っているからそれで大体どれくらいの金利かはあらかじめわかるんじゃない?
②へ続く・・・・