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「キングダム」の名言に学ぶ人生訓5選を紹介!

どーも半沢くんやで!

「キングダム」って読んだことあるか?

4月には映画実写化もされて今一番勢いのあるマンガといっても過言ではないで!

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キングダムとは・・・

『キングダム』は、原泰久による日本の漫画作品。集英社が発行する『週刊ヤングジャンプ』にて2006年9号より連載が続けられている。

第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞作品であり、単行本発行部数は1~49巻までの累計で3300万部以上を超える大ベストセラーマンガ。

【あらすじ】

紀元前3世紀の古代中国の戦国時代末期を舞台にして、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中国時代劇。

戦国七雄の一つ「秦国」の身寄りのない少年・信と漂は、今は 奴隷のような身なれど、いつか武功をあげて天下一の将軍になることを夢見て修行に励む。そんな二人が偶然、秦国の大臣に出会ったことから運命の歯車が動き出す!

 

最近実写映画化もされたキングダムやけど、めちゃめちゃ心を揺さぶるというか、登場人物一人ひとりがとても魅力的で、その一言一言が人生の教訓になっているなと感じたんやな。

ビジネス書とかでも自己啓発本がたくさん売られているけど、なかなか共感できなかったり、その時は「たしかになー」と思っても3日後には忘れているっていうことも多々あると思うねん。

一方で、「キングダム」は実際に中国で起きた事実に基づいて作られた漫画やし説得力がある。

さらに起伏が激しい手に汗握るストーリーやからその登場人物に感情移入していることもあって言葉が胸に刺さりやすいねんな。

今回はわいが特にマンガの中で「①熱い②深い③人生訓」の3要素が含まれているなと思うセリフを背景を踏まえてピックアップしていくで!

 

俺は長平みてェなことは絶対にやらねェし!絶対にやらせねェ!!

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志は、自身が持つ価値観や倫理観がその土台となる。

秦の白起将軍は、長平の戦いで趙軍に勝利した後、投降した趙の40万の捕虜を土の中に生き埋めにしたという。それ以来、趙国民は秦に対し強い恨みを抱くようになる。

信に六国合従軍との戦いで倒された趙将の万極は、長平の戦いで父を生き埋めにされ
た。だから、秦に対し尋常ならざる怨念を持っていた、その万極を斬った後、信は俺は
長平みてエなことは絶対にやらねエし!絶対やらせねエ!!と誓う。

信にとって、投降し、兵士を生き埋めにすることは、自身の倫理観から許せないことだった。
信は、魏攻略戦でも、自身の倫理観に従った。

敵の町民に凌辱を行う秦兵に対して怒り、
「相手が千人将だろうが将軍だろうが王様だろうが関係ねエ!!」と首謀者を斬り捨てる。
戦いに勝っても、略奪や陵辱をしていいわけではない、という倫理観だ。

「結果がよければそれでいい」のではなく、自分の倫理観や美学などを根底に持つことの大事さを教えてくれる。

信のように高い倫理観を持ち、それを維持するために自分に問い続けよう!!

全軍 前進

秦の大将軍・王騎(おうき)

普段自分の言いたいことを端的かつ情熱的に伝えられているだろうか。

この「全軍前進」とわずか4文字にはそのすべてが含まれているように思う。

秦の六大将軍のー人、王騎は、秦に攻め入ってきた趙を征伐するために、秦王政より十万の秦軍の総大将として指名され、出陣した。秦の白起将軍が趙の捕虜四十万人を生き埋めにした「長平の大虐殺」以来、趙は秦に対し強い憎悪を持ち続けていた。

その趙軍を撃退するための総大将として、王騎が指名されたのだ。

信が参加する歩兵軍は、先に戦地に向け出陣していた。最初は威勢よく進軍していたものの「目的地に近づくにつれ、趙兵たちが攻め入った土地で繰り広げた、非道な略奪や蹂躙の噂が「歩兵たちの耳に入ってくる。次第に歩兵たちは、趙兵と戦うことに恐れを感じ始める。

しまいには千名以上が脱走し、秦軍の士気は著しく低下してしまった。そこに、王騎将軍の騎馬隊が追いつき、信やほかの歩兵たちに、王騎は一言、言ったのが

「全軍前進」

このたった一言で歩兵たちは戦う者の目に変わり雄たけびを上げ士気が高まったのであった。

信念を曲げず自分の気持ちを簡潔かつ端的に伝えることができるようにならなあかんな!

中華を分け隔てなく上も下もなく一つにするそうすれば必ず俺の次の世は人が人を殺さなくてすむ世界となる

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加冠の儀を終えた政は、相国の呂不韋に誘われ、天備宮で、「天下」について互いの考えを披露し合う。そこで二人は、自分たちが実現したい世界をそれぞれ語る。

この「実現したい世界がビジョン」だ。

ビジョンと志は、表裏一体。ビジョンを実現しよう、と思う心が、志だ。

呂不韋は、秦を中華で最も豊かな国にし、中華全体の発展·繁栄に中心的な役割を担うことで中華を統治したい、と語った。

商人として成功し、相国という地位に登り詰めた呂不韋らしい主張である。そのストーリーには、現実的な要素もある。

政も自身のビジョン、志を語る。それは自らの手で戦国時代を終結させ、秦が中華を統
ーするというものだ。政には、「人が人を殺さなくてすむ世界の実現」というビジョン
があり、そのために自分の力で戦争を終わらせよう、と考えたのである。

戦国時代が五百年統いていた当時においては、狂気の沙汰ともいえる話だっただろう。
しかし政は、それを強い意志で実現しようと心に固く決めていたからこそ出た名言なんやな。

政のように自分は明確なビジョンを持っているやろうか、ちゃんと自分の人生の目標を設定してビジョンを明確にせなあかんなと自問した名言やったな。

危険だから意味があるのだ これが俺の打てる最後の手だ

六国による合従軍と秦の蕞(さい)攻防戦では、新王政が自ら指揮を執って戦った。数多くの兵を戦いの中心である、函谷関に集結していた秦では、首都咸陽を守るための兵力は多く残っていなかった。そんな中で、政は最後の砦として、蕞で進軍を食い止める、という手に出る。

しかし、蕞にいるのは、兵隊ではなく一般市民。そこで自ら檄を飛ばし、一般市民の士気を爆発させることで戦いに臨むという作戦に出る。一時は強い守りを見せる市民でしたが、どうしても疲れが見え始める。

そんな中で、自らが戦火の最前線に立ち、市民とともに戦うことを決める。政にはプランが頭にあった。そのプランが必ず成功すると信じて疑わなかったから。

結果的には、山の民が援軍に来てくれたことで蕞を守り抜くことができた。

一国の王が戦火の最前線に立つということは、とてつもなくリスクの高い作戦やな。しかし、政が言うように、リスクをとらなければリターンを得ることができひん

ビジネスの現場でも同様に、リスクをとらなければ、絶大なリターンを得ることはできないんやな。チャレンジしなければ何も生まれない。自分が成功を信じてやまないことは、どれほどリスクが高かったとしても、果敢に飛び込んでいくことの大事さをこの名言が教えてくれたで。

腕前ではない今の儂の武器は心じゃ

蒙鷲将軍の言葉で、これは、永年のライバルだった廉頗とのー騎打ちに臨む際に、廉に言った言葉。
二人が若い頃、蒙鶩は斉の廉頗は趙の武将だった。蒙鶩は何度対戦してもに廉頗に一
度も勝てなかった。そのうち蒙驚は、「廉顔は勝てない相手」とあきらめるようになった。
その後、蒙驚はチヤンスをつかむために秦に移り、地道に戦果を挙げ将軍になる。

そして対魏攻略戦では、秦軍「総大将」に任命される。廉頗には勝てなかった蒙驚も経験
を積み、総大将を任されるまでになったのだ。

この戦いで魏将として現れたのが、なんと廉頗であった。成果を挙げ「三大天」として名を馳せるが、趙王に疎まれ、魏に亡命していた·そこで魏将として秦との戦いの前線に、久しぶりに出陣してきたのである。

かつて自分がスキルでは勝てない相手にもう一度挑むというのはなかなかできないことやんな。スキルがどれだけあってもマインドがついていかないと戦いには勝てないんや。

腕前よりも前に折れない心を作ることが大事なんやと改めて感じさせてくれた名言やったで。