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『バカとつき合うな』をレビュー。後半が「おっさんずラブ」みたいで面白すぎる!

どーも半沢くんです。
いよいよ10、11、12月と3か月連続西野さん関連の書籍がでるんやが今回はその第一弾ということで、
さっそく『バカとつき合うな』をレビューしてみたで。
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「バカと付き合うな」ってかなり攻撃的な感じのタイトルになってるけど、内容自体はめちゃくちゃ愛に溢れてる(ツンデレ)から誤解なく(笑)
本書ではまず『悪いバカ』についてお互いが意見し、『良いバカ』の見本としてお互いを紹介しあうという内容になってるんやが、本書の最後のほう(目次の25と26)なんか、キンコン西野さんとホリエモンがお互いをバカと言い合いながらも褒めちぎっていて相思相愛。
なんかこれもう『おっさんずラブ』やん。
「おっさんずラブ 」の画像検索結果
と突っ込んでしまいそうになったで(笑)
本書のなかでどんなイチャイチャが行われていたかは是非本を買って読んでみてや。
ホリエモンファンや西野ファンなら間違いなく「ニヤニヤしてしまう」内容やと思うで。
※この記事では真面目に内容について述べていきますよ。
今回このブログでは特にオススメな章の一部分をまとめていくし気になるひと見てみてな。

本書を読んだ人の感想は

 

目次

01 バカばっかりの環境に居続けるバカ(堀江貴文) 

02 人と同じことをやりたがるバカ(西野亮廣) ←オススメ

03 学校を盲信するバカ(堀江) 

04 目的とアプローチがずれているバカ(西野) 

05 我慢を美徳にしたがるバカ(堀江) ←オススメ

06 未熟なのに勘に頼るバカ(西野) 

07 欲望する力を失っているバカ(堀江) 

08 「自分の常識」を平気で振りかざすバカ(西野) 

09 機械の代わりを進んでやるバカ(堀江) ←オススメ

10 付き合いを強要するバカ(西野) 

11 ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ(堀江) ←オススメ

12 先に設計図を描きすぎるバカ(西野) 

13 にわかを否定するバカ(西野) ←オススメ

14 人生の配分ができないバカ(堀江) 

15 新しさばかり追求するバカ(西野) 

16 無自覚に人の時間を奪うバカ(堀江) 

17 善意なら何でもありのバカ(西野) ←オススメ

18 マナーを重んじて消耗するバカ(堀江) ←オススメ

19 自分は老害にならないと思っているバカ(西野) 

20 孤独を怖がるバカ(堀江) 

21 一貫性にこだわるバカ(西野) ←オススメ

22 未来に縛られるバカ(堀江) 

23 空気を読むバカ(西野) 

24 バカを笑って、自分は棚上げのバカ(堀江) 

25 西野亮廣という「バカ」(堀江) ←必見!

26 堀江貴文という「バカ」(西野) ←必見!

27 ぼくは「バカ」(堀江)

28 ぼくも「バカ」(西野)

 

ホリエモン:我慢を美徳にしたがるバカ

我慢癖を持ってしまっているのは、もったいないことです。そのメンタルセットが、あなたが本当にやりたいことを、あなた自身に見えなくしてしまっているというケースが多いからです。だから、ゆっくりでいいので、我慢癖を、自分で解除していくことを意識してみてください。そうすると、いま日常的にやっていることの中で、やりたくてやっていることと、我慢してやっていることの境界が見えてきます。その飲み会やら定例会やら、本当に行きたくて行ってますか?

ホリエモン自身まったく我慢が必要ないとは思ってないんやな。ただ、意味のない我慢が多すぎるからそんな我慢なんかは必要ないと言ってるんやな。世の中には「オレがこれだけ我慢したんだからお前も我慢しろ」的なことを言う人が多い。ホリエモンが以前twitterで発言して炎上した寿司職人の例(寿司職人になるまでに下積み修行を何年もしてから厨房に立つのが美徳みたいなこと)でもそやねんけど、自分たちの時代はこんなことで苦労した、と昔話に花を咲かせること自体が無駄といってるんやな。時代は変わっているからそれに合わせて目的に到達するまで最短距離でいけばいいやんと。

過去に苦労したことで、その部下がまた苦労するということはその会社は成長も進歩もしていないといえるし、上司が苦労したならそれは部下が苦労しないように変革して、部下には新しいことで苦労させるという考えこそ正しい。

ホリエモンの問いかけにあるように、一度自分が何に我慢しているのか考え、それを解除することにチャレンジせなあかんよな。

 

西野さん:にわかを否定するバカ

にわかを否定しちゃうと、落ちるお金がだいぶ少なくなります。たいていのジャンルで、にわかのファンは一番数が多い。もしにわかがいなくなってしまうと、お金が回らなくなって、その文化自体が壊れてしまう。一部ファンの精神論より、お金が入らないほうが、文化にとっては大打撃です。
にわかを否定することは、自分が応援している文化を殺す作業です。こればっかりは本当にバカなんだと思います。サッカーに詳しいのにオウンゴールを決めまくっている。

コアなファンは、にわかファンに対して厳しいが、その文化を守っていくにはお金も大切なんやな。ここで言うようににわかファンというライトユーザーがいなくなれば、どの文化も継続していくのは難しいよな。最初は誰しもにわかファンから始まるから、にわかであることを非難するのはその芽を摘んでいるようなもの。コアなファンからすれば、「にわかを脱してはやくコアになれ」という人も多いがこれは価値観の押し付け。

ワールドカップのときだけサッカーについて騒いだりするのも、にわかがでるぐらい今ホットなイベントなんだなという見方をすればいいだけで別にいろんな考えのファンがいていいじゃん。というのが西野さんの考えやねんな。たしかに文化の多数派がにわかなわけやしそこを大事にしない風潮は良くないなと感じたで。

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西野さん:善意なら何でもありのバカ

善意のバカは本当に嫌いです。本当にタチが悪い。バカにもいろいろあるけど、自分がいいことをしていると信じて疑ってないから、なにを言っても耳を貸さない。つまり、バカの中でも止めようのないバカという意味で最悪です。

善意のバカは自分が一番陥りやすいバカかなと思ったで。西野さんは具体例として、「風が強い日に自転車がドミノ倒しになっていたところをおばさんがまた起き上がらせていた。これはまた自転車が倒れて、傷をつけてしまうリスクを増やしているだけ」ということを書いてるんやけどまったくその通りやなと思ったで。

自分が善意と思っていても相手にとっては善意ではないことも多々あるんやな。一言でいえば『お節介』にはなるなっていうことやな。

まずは思い込みをとっぱらうところからはじめてみんとあかんな。

 

ホリエモン:マナーを重んじて消耗するバカ

ツイッターで「FF外から失礼します」って書くやつ。意味ねーよという話です。そんな言い方、数年前にはなかった。ないところにわざわざ不要なマナーを作ったバカがいるわけです。
常識やマナーに従うのもバカ。風紀委員みたいに、「マナーに従え!」と他人に口出ししてくるやつはもっとバカ。最上級のバカは、マナーを作るバカです。

必要なルールやマナーはあると思うけどそれ以上にあとづけされたような、おかしなルールやマナーも多く存在している。その見極めは非常に大事だといってるんやな。そんな前置きに時間をかけるな。そして奪うなっていうことなんやな。

まとめ:みんな良いバカになろうよ!

本書の中で「高度経済成長期は機械のような人間(言われたことを正確にきっちりこなすだけ)でも十分必要とされてきたけど、これからのAI時代、ほとんどの事務作業、単純作業はもちろん、弁護士や公認会計士なんかもロボットに取ってかわる可能性があるんやな。個人個人が「周囲とは違う。あなた個人の個性が生かせる」仕事をすること(仕事を生み出すことで)あなたしかできない仕事をすることが生き残れる唯一の手段となるってことやねんな。ホリエモン自身も「ひとつのことを1万時間かけるぐらい極めたら100人に1人の人材になれるけど、それを複数することで100×100×100≒100万人に1人の人材になることができる」っていうてるねんな。

そうなるためには、何事にも恐れずチャレンジすること、要は行動してから考えればいい(良いバカになれ)ということなんやな。西野さんは、実際プロジェクトを始めてみて壁にぶつかったときに考えるほうがより実践的かつ有効な解決法がみつかるといってるし間違いないと思うで。

じっくり考えてから行動するんではなくて、失敗してもいいからやってみる、そして壁がでてきたときにどうやったら超えられるか考える。場合によってはあきらめて違う挑戦をするというような柔軟性が必要やなと本書を読んで感じたで。

だれよりもトライ&エラーを繰り返している2人が言うからには間違いないと思うな。

ぜひみんなもこの本を読んで良いバカになろう!

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あとこの二人が絶賛している箕輪さんの「死ぬこと以外かすり傷」もオススメやしレビューみてみてな

 

死ぬカス
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